リングピローの由来
リングピローの由来は、古代エジプトの結婚式では装飾品を枕のような神聖な台に乗せて飾っていました。王様に献上する時も直接手で触れると失礼にあたるので宝飾台に乗せたまま渡すという習慣があったそうです。
中世ヨーロッパでも、王族や貴族に宝石などを献上する際、人々は貴重品をクッションにのせるようになりました。この文化が庶民の結婚式に引き継がれ、現代のリングピローのもとになったようです。またリングピローにはリングを結ぶリボンがあります。
ヨーロッパでは、リボンや紐で結ぶ行為には「約束」の意味があるとされ、「結婚」を象徴されリングをリボンで結ぶことは、「ふたりの永遠の愛を約束する」という意味が込められているのでしょう。
リングピローはどのように使用するの
日本の一般的なキリスト教式では、あらかじめ祭壇の上に結婚指輪をセットしたリングピローを置いておきます。そして、指輪交換のときに神父・牧師がリングピローを差し出してくれます。
それを新郎新婦はリングピローから指輪を外し、互いに交換します。

その他演出にこだわりたいなら子どものゲストが祭壇まで指輪を運んでくれる「リングボーイ」や「リングガール」という演出があります。
新郎新婦が入場するとき、リングボーイやリングガールは指輪を持って一緒に入場するのですが・・・この時に、こだわりのリングピローで思い出を残すのもよいでしょう。
またリングボーイ・リングガールにも注目があり印象に残るリング交換になるでしょう。
