返信の仕方は心地よいマナーで!
友達や同僚、親戚から結婚式の招待状が届いた時にどのように返信すればいいのだろう?
失礼のないように送りたい。と思いませんか。
今回は、結婚式の招待状の返信に関わるマナーについてお話しします。
いつまでに返信する?
まず、いつまでに招待状の返信をすれば良いでしょうか?招待状には、「いついつまでにご返信下さい」などと日付が書かれています。しかしその日付は遅くともこの日までにはもらいたいという日付です。
結婚の色々な準備が人数によって変ってきます。ゲストの人数が決まらないと、お料理・飲物・テーブル数も決まらないし、席次表の印刷もできなかったりします。
席次表などを自分たちで手作りしようと思っている新郎新婦にとっては、今後の段取りがスムーズにいくかどうかを左右する場合もあります。
ですから、結婚式の招待状が届いたら、予定がわかるのであればできるだけ早く、2~3日以内に返信するほうが望ましいでしょう。
まだ予定がつかない、という何か理由がある場合、新郎新婦に事前にひと言伝えておくといいです。
返信の基本的な書き方
結婚式の招待状の基本的な返信方法は、以下の通りです。
- 出席する場合は、欠席の部分を二重線で消し、出席を○で囲みます。
- 「御」「芳」の部分は、二重線で消します。
- 欠席する場合は、出席の部分を二重線で消し、欠席を○で囲みます。
- 欠席の前か上に、「誠に申し訳ありませんが」などのひと言を添えるのも丁寧です。
- 出席の場合と同様、「御」「芳」の部分は、二重線で消します。
- 宛名の部分は、「行」を二重線で消し「様」に変えましょう。
- どちらの場合も、結婚のお祝いのメッセージを忘れずに書き添えましょう。
返信ハガキは、新郎新婦のおふたり以外の方が目にすることもあります。
ご家族に見られても新郎新婦が恥ずかしくない書き方、内容にするのがマナーです。
やむを得ず欠席する場合
結婚式をやむを得ない理由で欠席する場合は、招待状の返信をする前に、直接相手に電話等で連絡してからの方が良いでしょう。
返信をするタイミングですが、少し時間が経ってから返信したほうがベターです。あまりにも早く欠席と連絡が来ると、新郎新婦もがっかりしてしまいます。
また欠席理由におきましては、書いた方がいいのか迷う方もいるかと思います。書いた方が良いかどうかは、理由によって変ります。
出張や出産などの理由であれば、記載しても問題ないでしょうが、身内の不幸や病気等の理由であれば、はっきりと書かないようにしましょう。
そして、どんな理由にしても、出席できなくて残念という気持ちと、結婚に対するお祝いの言葉は忘れず書き添えるようにしましょう。