ご祝儀袋のキホン

結婚式のお祝いを包むご祝儀袋に「水引・のし」が付いていますがこれは昔から縁起の良い海産物を贈ってきた名残で「のしあわび」を簡略化したものです。

祝儀袋に掛ける「水引・のし」には慶びが重なるように正式は10本で一度結んだらほどけない「結び切り」となります。一般的な「水引・のし」なしや何度も結べる5本の「蝶結び」はNGですのでご注意ください。また包む金額に応じて祝儀袋を選ぶ事もポイントです。

表書きは奇数の文字で「寿」か「御結婚御祝」が正式です。偶数4文字などは縁起が悪いと嫌う方もいます。名前はフルネームで書きましょう。

祝儀袋の裏側は「上向き」に重ねます。「慶び・幸せを受ける」という意味があり上向きに折り返した方を外側にして水引を掛けるのがルールです。逆に重ねると「悲しみを流す」という意味になりお葬儀や法要時に用います。重要なポイントとなります。