結婚挨拶について知っておくことⅡ

前回では、「結婚挨拶についての基本的な流れ」をご紹介いたしました。

今回は、「結婚挨拶前に話し合っておきたいこと」をご紹介いたします。

互いの親の情報を共有する

結婚報告をする前に、それぞれの両親のプロフィールはしっかり共有しておきましょう。

女性側の両親については父親、男性側の両親については母親について、より詳しく聞いておくとうまくいくことが多いです。

年齢・職業などの基本情報に加えて、性格・趣味・最近ハマっているものなどを聞いておくと、話が弾みやすくなります。「好きなスポーツチームの話になり、知らぬ間に相手の父親を怒らせていた」なんてことにならないように注意しましょう。

自分の両親にも相手のことを伝えておく

結婚相手の基本情報を、事前に自分の両親に伝えておくことも大事です。

相手の名前・年齢・職業・出身地・出会ったきっかけなど、当日話の種になりそうなことを言っておきます。これらは当日も改めて本人が言いますが、事前に知らせておくことで両親が安心します。ただし、情報は小出しにしていったほうが得策です。特に、万が一結婚の妨げになりそうなことがある場合は、フォローしながら少しずつ伝えていきます。

結婚後のプランの統一をする

当日聞かれそうなことは事前に話し合っておきます。

・入籍・結婚式の時期はいつ?

・結婚後はどこに住む?

・結婚後はどうやって働く?

・将来的な人生設計はどんな感じ?

などが代表的な質問です。他に、パーソナルな部分で突っ込まれそうな部分があれば、しっかり答えられるようにしておきます。経済的に不安がある人は、「今後どう生活していくのか?」と聞かれるでしょう。自分がもし親の立場だったら心配になることを考えておきます。二人の間で意思統一ができていないと、回答の方向性がバラバラになり、両親の目に頼りなく映ってしまいます。

挨拶は、自分達のことや両家を知るいい機会ですし、大事な場です。

挨拶前のすり合わせはとても重要ですね。