結婚式をする理由

今や婚姻したカップルの半数が「なし婚」という時代。

なし婚の3大理由が、「経済的事情」「おめでた婚」「セレモニー的行為はイヤ」

となっています。

「格安婚」や「パパママ婚」などのサービスにより前の2つは解消しつつありますが、

問題なのは「セレモニー的行為がイヤ」という理由。

なぜそういった理由で結婚式がおこなわれないのか。。

まずは、そもそも結婚式って何のためにするのかを考えてみましょう。

結婚式は「挙式」と「披露宴」の二部構成になっています。
挙式は、神様の前で永遠の愛を誓い婚姻を認めてもらうための儀式として行われます。無宗教の人の割合が多いといわれる日本においては、「教会式」「神前式」「人前式」などのパターンから自分の好みで挙式スタイルを選べますが、どれも「永遠の愛を誓い、認めてもらう」という意味には変わりません。

一方、披露宴は挙式を終えた新郎新婦のお披露目パーティです。「私たち結婚します!」となっても、新婦関係者は新婦のことしか知りませんし、逆もそうです。ということで、今までお世話になった、そしてこれからお世話になる方々にお互いを披露する、という目的で披露宴は行われます。最近では、これまでお世話になった方々へ感謝を伝える場=おもてなしする場として披露宴を行うカップルも多く「新郎新婦とゲストの関係をより円滑円満にする場」という意味合いが更に強くなっています

実際に結婚式を行った新郎新婦さんにお話を聞くと結婚式をしたことで「結婚式前よりも上司や友人、親族などとの関係が深まった」と全組が言っています。わかりやすい例だと、上司との距離が縮んだおかげで収入アップにつながった新郎さんや、出産・育児について相談できる仲間ができたという新婦さんがいらっしゃいます。

また、結婚式の準備を通じて、お互いの人生や出会ってから結婚までの道のりを振り返ったことで新郎新婦さんの仲も前以上に良くなったそうです。
これだけでも「結婚式」に十分すぎるほどの価値を感じますよね。

では、次回、結婚式から得られるメリットについてお話ししたいと思います。