マタニティウェディングの準備について

マタニティウェディングは普通の結婚式とは違う

授かり婚やオメデタ婚などと言われるマタニティウェディングは、通常のウェディングより、気をつけなければならないことも多く、式場選びや結婚式の内容など、マタニティならではの注意ポイントも多くあります。出産や体調もあるので、かけられる時間も少なくなります。期間もタイトな準備期間となりますが、手順を把握して、準備をし、すてきな結婚式を挙げましょう。

マタニティウェディングでは期間と体調がポイント

マタニティウェディングは結婚式を挙げるまでの期間が通常の結婚式よりかなり短くなります。妊娠期間は10ヶ月ありますが、通常気づくのは2ヶ月に入るころ、そこからお互いのご両親に挨拶に行くなどスムーズにいったとしても結婚が決まるまでは3ヶ月前後の頃でしょう。
残り7ヶ月程度より短い期間がマタニティウェディングの準備期間となります。もちろんいつ出産になるかわからない出産前後の時期を挙式に当てない方がいいですし、妊娠期間中、いつも体調が万全とも限りません。つわりがきつい人もいますし、あまりにハードな日常を送れば、安静を余儀なくされることもあるでしょう。体調と期間を考慮して、マタニティウェディングを計画しましょう。

しかし期間が短い事もあり人気式場は一年前から埋まっていることもあります。通常の結婚式では人気の結婚式場を予約するには一年以上先となることも少なくありませんが、マタニティウェディングの場合、結婚が決まってから出産までの期間が短いので申し込めないこともめずらしくありません。結婚式を挙げると決めたものの、具体性がない場合、産後に挙式というのも一案です。産後ウェディングは大変な面もありますが、産まれた新しい家族と一緒に結婚式を挙げられるというメリットもあります。

安心な式場を選ぶには

マタニティウェディングプランがある会場を選ぼう

マタニティウェディングではまず会場が押さえられるかがポイントになります。結婚式場にはマタニティウェディングプランを用意しているところもあります。マタニティウェディングプランは準備期間が短いプランや、おまかせできる部分妊娠中、仕事の引き継ぎや、妊婦健診、出産準備に奔走する時期でもあるので、休日のたびに結婚式場へ足を運んで何度も打ち合わせするのは大変です。
打ち合わせの回数が少ないのはマタニティウェディングではメリットなので、打ち合わせの時に相談したいことはメモなどに用意して有効に使うといいでしょう。
コーディネーターとの面談や相談回数があえて少なくなっているプランもあります。

臨機応変な対応ができる会場をチェック

臨機応変な対応ができる会場に依頼、妊娠中は何があるかわかりません。元気に思えても、緊張による疲れから、倒れてしまう新婦もいます。マタニティウェディングを多く扱っている式場の場合、妊婦の対応に慣れている面もあり、急な体調の変化などにも臨機応変に対応してくれるところも多いので、マタニティウェディングを積極的に扱っている結婚式場は安心できるのではないでしょうか。

マタニティウェディングで気をつけること

ハードな進行は負担が大きい!
マタニティウェディングはとにかく新婦の体調が一番です。あれもこれもとハードな演出でタイトな挙式にしてしまうと、負担も大きくなってしまいます。負担がかかりにくい着席が多い進行や気兼ねない身内だけの小さな挙式にするのもいいでしょう。
また近くにリゾート婚ができる式場があるなら、安定期の時期であれば家族旅行を兼ねて行くのもいいでしょう。   お腹が大きくなってくると足元が見え辛くなります。会場選びの時に、移動する範囲に段差がないかどうかも確認しておきましょう。
体調が悪くなったら無理をしない!
マタニティウェディングでは普段とは違う体質になっていることもあり、いつもなんでもなかったようなことができなくなることもあります。香りが強い演出や食事が辛いという場合もあります。また疲れすぎるとお腹が張ってしまったり、体に影響が出ることもあります。赤ちゃんのことも考え、体調が悪くなったら休めるようにしておきましょう。

短い期間でもしっかり準備して幸せなマタニティウェディングを!
マタニティウェディングは制約が多いと感じるかもしれませんが、逆にマタニティウェディングならではの良さもあります。産まれてくる子供のために用意したベビーシューズをリングピローにするなど、おめでたいことが2倍になった喜びを演出に取り入れることもできます。体調を考慮しながら準備や下調べをしっかりとして幸せなウェディングを迎えましょう。