最大の悩み?!結婚式のお料理のランク問題。
結婚式の披露宴で、ゲストにふるまうお料理のコースの金額やランクは、結婚式という概念が始まった昔むかしからずーーっと主催者の悩みの種。
昔はお母さんやお父さんが、今は新郎新婦が結婚式を主催することが増え、数百万円という、若い世代の人にとってはとにかくびっくりするような金額の決断をしなければいけない辛い問題です。
色んな理想と現実が交差するから難しい。豪華なお料理でおもてなししたいのは山々。
でも、お金は無限にあるわけではないし、ご祝儀だって限りがある上に、そもそもご祝儀をあてにしたくない。
予算内に収まるように設定したい。でも、ケチってるって思われたくないし、自分もおいしいものが食べたい。
そんな色々なプレ花嫁さんの想いが入り乱れるから、お料理のコースを決定するのは楽しいけど本当に大変な作業のはず。
全てのお料理を試食して食べ比べられればいいけど、その試食にもお金が掛かるし、しかもコースの基本は決まっているから一品ずつ「これにしたい!」というような要望も通りにくいのが現状。
実際にプランナーさんなど式場の方に話を聞いてみても、お料理のランクを高めに設定する方は、最初からそうする!と決めてきている方が多く、悩む時間も短いと。
逆に料理のランクを下げようとする方は、色々な兼ね合いや想いが交差して「どうしよう…。本当にいいかな…。」と決められない方が多いのだとか。
お料理に割ける予算が多い方は悩む必要がなく好きなようにできますが、制限がある場合は悩むことや考える事・工夫することが多くなるのは当然のこと。
新郎新婦のふたりが予算の範囲内で、無理のないように「色んな条件を加味した上で、これで納得!」と思うプランにすべきです。
どうしても人の意見が気になるなら高めのプランに。
本当に心配で、絶対にネガティブな発言を避けてもらいたい場合は、自分自身で出来る最大のリスクヘッジとして、「お金で解決」の手段を取るべきです。
料理のランクは新郎新婦でコントロール出来る箇所なので、ゲストがとにかく金額についてはネガティブな発言ができないように(また、発言された場合に事実と異なると胸を張って言えるために)、料理のランクを下げない!と決めることは良いと思います。
そもそも、おもてなしが命の結婚式場。どこも最大限努力して、美味しいお料理を提供したいと思っているはず。安心して大丈夫なはずです。
ただし、お金の使い方が自分本位だった場合は別。
参加したゲストが、その結婚式に対して批判するのは品格的に最低だと思いますが、ただし、それは新郎新婦に非がない場合。結婚式の進行の中で、もし少しでもゲストを軽視したような選択があったのであれば、批判されても文句を言うことはできません。
代表的な例を紹介すると、自分たちに掛かるお金にはいっぱい予算を割いて、何度もお色直しをしてドレスを着て、会場装飾も会場自体も豪華なのにゲストに掛かるお食事代やお車代・引き出物に掛かっている予算が少なそうな結婚式。
これは、非難の対象になりそうです。
ドレスの値段もアクセサリーも、会場のランクも演出も、全部自分たちの趣味嗜好で選んでいて好きなようにお金を使っているのにゲストに掛かるお金は少なく抑えていたら、
「このご祝儀をあてにしてあのドレスを選んだのかな…」「見栄の為にこの会場を選んだ負担をご祝儀で担わないといけないのかな」と思わる可能性は高くなるのは当然ですよね。
だから、自分たちの為のお金(会場・ドレスや映像や会場の装飾や小物など)に掛けるお金とゲストに掛けるお金(お料理・引き出物・お車代・お礼など)のバランスの配分はとっても大事です。
結婚式の予算に掛けられる限りある予算の中で、新郎新婦もゲストも不満なく、満足するように采配を決めるってすっごく難しい問題。
『いい結婚式だったね』って言ってもらえますように。
一生に一度の特別な日。小さなころから憧れの花嫁姿。人生で一番可愛いねって言われる日。
情報収集すればするだけ、やりたい事や憧れがいっぱいみつかる。
でも、限りある予算問題。
予算の配分がちぐはぐだと、もしかしたら気を悪くするゲストが出てくる可能性も無きにしも非ずなのでしっかりと振りあてる必要があります。
一生に一度の結婚式。後悔のないものに出来るように、できればゲストに“いい結婚式だったね”って言ってもらえるように準備して、新郎新婦もゲストもみんな幸せな時間を過ごせるように頑張りましょう♡