教会のステンドグラスにも意味があった?!

ステンドグラスと教会の深い結びつき

教会にステントグラスがあるのは、聖書の教えを人々に伝道するためです。昔は学校に行けず教会に集う多くの教徒のほとんどが文字を読めなかったのです。聖書のお話を解りやすく絵柄で示すことでキリスト教の教えを子孫に伝えていったと言われています。

ステンドグラスの歴史

ステンドグラスの世界史

ガラスが教会に使われだしたのは8世紀頃で、大変な労力と技術を要するため、貴重だったと言われています。電気のなかった暗い堂内において日光から得られる明りは、精巧な装飾を施したステンドグラスの絵柄を明瞭に映しだしました。赤は金粉、青はコバルト、緑は酸化銅、紫は宝石の粉(アレクサンドリアナイト)と大変高価だったと言われてます。

ステンドグラスの日本史

日本に初めてステンドグラスが導入されたのは、19世紀、明治の文明開化の頃だと言われています。この時に長崎の天主堂にフランスから寄贈された「十字架のキリスト」の像が始まりとする説と、オランダの美術家が横浜に赤レンガ造りの建物を建てた際に、一緒に持ち込んだという説の二説があります。モチーフに選ばれるのは教会関係のものが多かったこと、字が読めない人に、聖書の一部を図案化して見せていたという側面もあり、教会で発達してきたと考えられています。

神からのメッセージが込められている?!

聖書の中には「神は光である」という内容の記述が出てきます。ステンドグラスの光を神だと思って崇め、教会内に天国を表現しようとしました。

虹も神からのメッセージとされたため、ステンドグラスは虹を表し、これからの未来に繋がる希望の光としました。荘厳な雰囲気の中、愛をを誓う教会。ステンドグラスから降り注ぐ光はあくまでも美しく、人々の幸せを願う深い意味がありました。

教会結婚式が選ばれる理由

ステンドグラスの写真ではイエス様が子供を撫でています。子供は素直に信じる ことがありますよね。「信じるものは救われる」という言葉がありますが、写真に あるステンドグラスのお話が語源だそうです。聖書には「イエスを信じなさい。 そうすればあなたもあなたの家族も救われます」とあります。

教会では結婚式をたくさん行っております。結婚式の中で大事な場面として、お ふたりが結婚の約束をします。相手を「素直に信じることが大事」こんなところ からも教会で結婚式を挙げるカップルが多いのかもしれませんね。