ダーズンローズをどのように演出するかを相談してお二人らしいウェディングを完成させてください。結婚式がより思い出深いものになることでしょう。
人前式でのダーズンローズ演出
人前式こそダーズンローズの演出をしてゲストと一緒に!ゲスト参加型のセレモニーになりますので新郎新婦のふたりの思い出をゲストとシェアすることができるのでお手伝いいただいたゲストの方にも喜んでいただけます。
演出の参考手順
- 新郎が一人で先に入場
- 入場しながら参列者の中の12人からバラの花を受け取る。
(バラを手にしたゲストはなるべくバージンロード沿いに並んでおきます) - 新郎は集めた12本のバラをまとめてひとつの花束(ブーケ)にする。
- 新婦の入場
- ブーケにプロポーズの言葉や新婦に対する気持ちの言葉を添えて新婦にプレゼント。
- 新婦はブーケの中から新郎に1輪のバラをブートニアとして胸元に飾ります。
そのときに新婦は12の言葉の中から新郎に送りたい言葉を一つセレクトして新郎に送ります。
・・・・ここで結婚すると決めた二人が結婚の証人となるゲストの前に並ぶことになりますのであとの誓約書のサインや結婚宣言、指輪の交換などはアレンジ次第です。
披露宴でのダーズンローズ演出
お色直し後の再入場の時でも使えます。キャンドルを持ったり、いろいろな演出方法はありますがここでダーズンローズを行うことも可能です。
披露宴での参考手順
準備としてバラを手渡してもらう12人のゲストにバラを配っておきます。
- 新郎新婦の入場
この時に新婦はブーケを持たないので代わりになるリストレットをつけているとオシャレです。 - 各テーブルを周りながらバラを集めます。
ただ集めるのは演出として味けないのでバラを受け渡してもらうゲストとの関係を紹介するとゲスト同士の親睦が生まれたりより感動的。
・新郎新婦を交えたエピソードを紹介してもらいながら
例1. ○○さんは新郎の高校時代の野球のライバルです。当時は○○さんに負けると夜も眠れないほどだったそうです。・・・など。○○さんは新婦の大学時代にアルバイトしていた時の仲間です。いつもふたりで過ごしていて当時の店長さんに姉妹の様だと言われていたそうです。・・・など。
例2. ダーズンローズの12の意味を紹介しながらその言葉にふたりが連想する人からバラを受け取る。
(感謝・・・親 尊敬・・・恩師の先生 努力・・・一緒に努力した仲間 信頼・・・上司など。) - 集め終わり、高砂の席に戻ったら披露宴の続行です。
その間にプランナーにバラをまとめて花束にしてもらうと良いでしょう。別途であらかじめまとまったブーケを用意しておいても良いです。
ウェディングブーケにも
演出としてダーズンローズセレモニーをする気はない。人前でいろいろするのは恥ずかしい。もしくは披露宴をする予定はない。二人だけで結婚式をする予定・・・など、ゲストの手からバラを手渡してもらわなくてもダーズンローズは楽しめます。
ブーケとブートニアに12本のバラを使用すれば良いでしょう。
意味のある12本のバラを使ったブーケ、ブートニアを持っていることを紹介しても良いですし、もちろん、ふたりだけの幸せの秘密にしても。
最後に
最近では挙式スタイルにとらわれず自分たちの個性を大切にする挙式や演出が増えてきているようですが、ゲスト参加型のダズンローズセレモニーを行う際はあらかじめゲストにお手伝いがあることをお知らせしておくなどゲストに配慮することを忘れなく。
そうすることによってよりスムーズにセレモニーが行えるはずです。
バラはウェディングでは華やかで気品があり季節を問わず入荷することができるのでとても人気のある花です。また、品種もたくさんで生花やシルクフラワーといった造花でも関係なくバラを手にすることができます。
バラをウェディングで使うならダズンローズの意味を知っているとおふたりオリジナルのアイデアでもっとたくさんの演出ができそうですね。